
連携する家づくり
日本人は、高度成長にまかせて、家をつくり続けてきました
どんな家かは別として、「家を持つ」ことを求め続けてきたのです
しかし、今は「家を持つ」から
「どんな家に住む」=「どんな暮らしをする」時代に変わっています

その材は、遠い外国で、乱獲によって伐り出されたものかもしれません
あとに残された荒涼とした風景を想像してください

でも、日本には、一生懸命に山を守ろうとしている林産地があります
私たちは、そんな、自然を大切にする人たちの手による材を使った木の家を
住まい手となる方々と一緒に創っていきたいと思っています

どこで、どんなふうに育てられ、どんな思いでつくられているのかを知ることが
家への、より深い愛着につながります
そんな思いを持って住んでもらいたいのです
「どんな家をつくるか」ではなく
そこに「どんな暮らしがあるのか」なのだと思います
森へ、産地へ行って、製材の様子を見て
この、吉野の杉や桧の木が、自分の家になるのだと知ることができる
・・・なんとすてきなことでしょうか
私たち吉野の杜ネットワークは
そんな思いを知って、山を見て、木に触れてもらうために
林産地の見学会などを行っています
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by yosinonomori
| 2012-12-31 23:58
| 吉野の杜ネットワークとは